本記事では、南都六宗の発展の中心を担った「南都七大寺」についてご紹介します。 南都七大寺とは? 南都七大寺の"南都"とは、奈良時代に平城京が置かれていた現在の奈良市を指します。 そして大寺とは官大寺かんたいじのことで、官寺の中でも特に国家から特別の待遇を受けた格の高い寺を"官大寺"と呼びます。 つまり、南都で朝廷の特別待遇を受けた七つの官大寺が"南都七大寺"ということになります。 寺名宗派所在地①東大寺とうだいじ華厳宗けごんしゅう奈良市雑司町406-1②興福寺こうふくじ法相宗ほっそうしゅう奈良市登大路町4 ...