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10円硬貨に刻まれる【平等院鳳凰堂】の御朱印・駐車場・境内の見どころについて

2024年1月23日

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【平等院鳳凰堂】

浄土教美術の頂点の集結

京都府宇治市にある平等院びょうどういんは、極楽浄土の宮殿をモデルにした鳳凰堂ほうおうどうがあることで知られている寺院です。

永承7年(1052年)、藤原道長の子・頼通によって創建され、その翌年に阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂が建立され、その建物が現在「鳳凰堂」と呼ばれています。

平等院には他にも、「鳳凰一対」や「雲中供養菩薩像26躯」など平等院に伝わる様々な宝物を展示している鳳翔館ほうしょうかんや、平等院限定ブレンドの宇治茶が楽しめる茶房「藤花とうかなどたくさんの見どころがあります。

本記事で分かること

  • アクセス
  • 駐車場
  • 御朱印
  • 基本情報
  • 境内の見どころ
  • 所要時間
ミリ単位
それでは参りましょう!
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平等院へのアクセス

  平等院へのアクセス
所在地 〒611-0021
京都府宇治市宇治蓮華116
電話番号 0774-21-2861
営業時間 8:30~17:30
電車 【最寄駅】
JR「宇治駅」から徒歩約10分(650m)
京阪「宇治駅」から徒歩約8分(550m)
【名古屋方面】
「新名神高速道路」経由
→約1時間40分(127km)

「近畿自動車道」経由
→約1時間50分(140km)

「西宮線」経由
→約2時間(144km)

【大阪方面】
「名神高速道路/西宮線」経由
→約50分(52km)

「阪神高速12号守口線/ルート12と名神高速道路/西宮線」経由
→約50分(54km)

「第二京阪道路/国道1号」経由
→約55分(49km)
公式サイト 世界遺産 平等院

平等院の駐車場情報

平等院周辺には、いくつかの駐車場が点在していますが、この記事では車を利用した際に便利な南門近くの駐車場2ヶ所をご紹介します。

宇治駐車場

宇治駐車場

1つ目の駐車場は、「宇治駐車場」になります。

宇治駐車場は、平等院南門入口から最も近い駐車場です。

  宇治駐車場
駐車時間 8:30~17:30
駐車料金 普通車:700円
大型車:1,000円
二輪車:300円
駐車台数 約75台~
休業日 年中無休

平等院前駐車場

平等院前駐車場

2つ目の駐車場は、「平等院前駐車場」です。

こちらの駐車場は、平等院南門入口から2番目に近い駐車場になります。

平等院前駐車場
駐車時間8:30~17:30
駐車料金700円
駐車台数20台
休業日年中無休
ミリ単位
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平等院の御朱印

平等院では、2種類の御朱印を拝受したので1体ずつご紹介します。

拝受方法鳳凰堂阿弥陀如来
受付場所集印所集印所
初穂料300円300円
拝受形式直書き直書き
受付時間9時~17時9時~17時

※繁忙期は、書置きでの対応になる場合もあります。

鳳凰堂の御朱印

鳳凰堂の御朱印

こちらは、「鳳凰堂」の御朱印になります。

阿弥陀如来の御朱印

阿弥陀如来の御朱印

こちらは、「阿弥陀如来」の御朱印になります。

受付場所

集印所

鳳凰堂の先にある集印所で、御朱印の授与が行われています。

ミリ単位
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平等院の基本情報

  平等院の基本情報
正式名称 平等院びょうどういん
山号 朝日山あさひやま
宗派 単立
本尊 阿弥陀如来坐像あみだにょらいざぞう
創建 永承えいしょう7年(1052年)
開山 明尊みょうそん
開基 藤原頼通ふじわらのよりみち
ご利益 金運・開運・出世
極楽往生・現世安穏 他
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境内の見どころ

平等院境内図

南門入口

平等院南門入口

こちらは、平等院南門側の入口になります。

こちらで拝観料を支払い、境内に入っていきます。

個人団体(25名以上)
大人600円500円
中・高校生400円300円
小学生300円200円

※拝観料には、「鳳翔館」の入館料が含まれています。

※障がい者手帳・療育手帳などの交付を受けた方は、半額となります。

平等院南門

平等院南門

入口受付から少し進むと、「平等院南門」が見えてきます。

平等院南門は、豊臣秀吉が築いた伏見城からの移築とされています。

養林庵書院

養林庵書院

南門から少し進むと、養林庵書院ようりんあんしょいんが見えてきます。

養林庵書院は、浄土院の中にあり、桃山時代の1601年に豊臣秀吉の居城であった伏見城から浄土院に移築されたと伝えられる建物です。

浄土院大書院

浄土院大書院

養林庵書院の隣に、「浄土院大書院」があります。

浄土院大書院は、室町時代中期に建立されたと伝えられており、古図によると平等院山内で最も古い書院ともいわれています。

浄土院

浄土院

浄土院大書院の隣には、「浄土院」があります。

浄土院は平等院の塔頭たっちゅうで、浄土宗の栄久上人えいくしょうにんが、明応年間(15世紀後半)に平等院修復のために開創した寺院と伝えられています。

塔頭

塔頭とは、禅宗寺院で始祖や門徒高僧の死後、その弟子が師の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔や庵などの小院のこと。

浄土院羅漢堂

浄土院羅漢堂

浄土院の隣には、「浄土院羅漢堂らかんどうが建っています。

浄土院羅漢堂は、寛永17年(1640年)に建立されました。

和様が主流の平等院内の建物群にあって禅宗様を主体とした特異な存在で、美術的・歴史的価値が高く貴重な建物です。

不動堂山門

不動堂山門

浄土院からさらに進むと、左手に「不動堂山門」が見えてきます。

不動堂

不動堂

山門をくぐると、「不動堂」が建っています。

不動堂は、「災難除け不動明王」をご本尊とする最勝院の本堂です。

ご本尊と並び、「役行者えんのぎょうじゃ」の像が祀られています。

池殿地蔵尊

池殿地蔵尊

不動堂の左隣には、「池殿地蔵尊」があります。

池殿地蔵尊には、「地蔵菩薩坐像」が祀られています。

源頼政の墓地

源頼政の墓地

池殿地蔵尊の向かいに、「源頼政の墓地」があります。

源頼政は、保元・平治の乱で武勲を挙げ、源氏として初めて従三位に叙せられた人物です。

治承4年(1180年)に平家追討の兵を挙げて、宇治川で平家軍の追撃を受け、平等院境内にて自刃しました。

ミリ単位
ちなみに鎌倉幕府を開いた源頼朝とは、約200年前の先祖が兄弟という遠戚にあたるそうです。

 

最勝院

最勝院

「最勝院」は、浄土院と並び平等院の塔頭2ヶ寺の1つで天台宗系の単立寺院です。

承応3年(1654年)に京都東洞院六角勝仙院の僧が平等院に移り、その住庵を最勝院と呼んだことに始まります。

鳳凰堂内部拝観受付

鳳凰堂内部拝観受付

最勝院から少し進むと、「鳳凰堂内部拝観受付」がありますので、鳳凰堂内部を拝観されたい方はこちらで受付を済ませておきましょう。

  • 別途300円の拝観料が必要です。
  • 9:30~拝観開始、以降20分毎に1回50名まで
  • 最終受付は16:10
  • 拝観希望者が多数の場合は、最終受付以前に終了する場合もあります。

平等院表門

平等院表門

鳳凰堂内部拝観受付から少し進むと、「平等院表門」があります。

平等院表門は、江戸時代初期に伏見城に建てられ、その後浄土院に移され、1957年に平等院の表門として移され現在に至ります。

扇之芝

扇之芝

表門から左にある脇道を進むと、「扇之芝」があります。

扇之芝は、源頼政が最後を遂げた場所であると伝わっています。

この場所で最後を迎えるにあたり、軍扇をひろげて辞世の句を詠み、西の向かい「南無阿弥陀仏」を唱えたといいます。

辞世の句

埋もれ木の

花咲くこともなかりしに

身のなる果てぞ

悲しかりける

埋もれ木に花が咲くことがないように、自分の生涯も不本意に終えなければならないのは悲しいことだ。

観音堂

観音堂

扇之芝の隣には、「観音堂」が建っています。

観音堂は、鎌倉時代前期に創建当時の本堂跡に再建された建造物とされています。

藤棚

藤棚

観音堂の隣に、「藤棚」があります。

例年4月下旬から5月上旬にかけて藤棚いっぱいに約1万本の藤の花が咲き誇ります。

ミリ単位
近くにはベンチも設置されていて参拝者の憩いの場となっていますよ。

平等院鳳凰堂

平等院鳳凰堂
平等院鳳凰堂(正面)
平等院鳳凰堂

平等院境内の中心地に堂々と建っている「鳳凰堂」は、平安時代後期の天喜元年(1053年)、時の関白・藤原頼通によって建立された阿弥陀堂です。

極楽浄土の宮殿をモデルにした鳳凰堂は、中堂・左右の翼廊・背後の尾廊から成る、他に例を見ない建造物です。

堂内には、平安時代を代表する仏師・定朝の作である「本尊阿弥陀如来坐像」をはじめ、雲中供養菩薩像52躯、9通りの来迎を画いた壁扉画などの平安時代・浄土教美術の頂点が集約されています。

集印所

集印所

こちらの集印所で、御朱印を頂けます。

六角堂

六角堂

集印所の近くに「六角堂」があります。

六角堂は、明治35年(1902年)に行われた鳳凰堂の大修理の際に、翼廊の柱などを利用して建てられました。

屋根上には宝珠がみられ、当時の建材の様子を調べることができる建物で、現在は休憩所になっています。

鐘楼

鐘楼へ続く石段
鐘楼

六角堂の近くにある石段を上ると、「鐘楼」があります。

平等院の鐘楼は、鳳凰堂と同じ頃の鋳造ちゅうぞうと推定されており、古くから「姿(形)の平等院」・「声の園城寺」・「銘の神護寺」・「勢の東大寺」と称され、神護寺・三井寺の鐘楼とともに日本三名鐘の一つに数えられています。

茶房「藤花」

茶房「藤花」

鐘楼の近くに、茶房「藤花とうかがあります。

ミリ単位
茶房「藤花」では、専属日本茶インストラクターがこだわり抜いて作り上げた「平等院限定ブレンド」の宇治茶が楽しめますよ!
  茶房「藤花」
営業時間 10:00~16:30
※ラストオーダー16:00
定休日 月・火・水曜日
※祝日の場合は営業
※繁閑により変更することもあり
メニュー 宇治抹茶(温・冷)
宇治玉露(温・冷)
宇治煎茶(温・冷)
公式サイト 茶房藤花

ミュージアム「鳳翔館」

鳳翔館入口
鳳翔館出口

集印所から六角堂を過ぎて真っ直ぐ進むと、ミュージアム「鳳翔館ほうしょうかんの入口が見えてきます。

鳳翔館は、梵鐘ぼんしょう、鳳凰一対、雲中供養菩薩像26躯のほか、十一面観音立像をはじめとする平等院創建以前の平安彫刻など、平等院に伝わる様々な宝物を展示している博物館です。

ミリ単位
鳳凰堂内部の彩色を再現した展示室や、最新のデジタル技術を用いた映像も備えていますよ。
  ミュージアム「鳳翔館」
営業時間 9:00~17:00
※入館は16:45まで
入場料 平等院拝観料に含む
休館日 年中無休
公式サイト 平等院ミュージアム鳳翔館

平等院ミュージアムショップ

平等院ミュージアムショップ

鳳翔館を出たところに「平等院ミュージアムショップ」があります。

こちらのショップでは、平等院に関する様々な商品を購入することができます。

ミリ単位
一部の商品は公式サイトのオンラインショップでも購入できますよ!
平等院ミュージアムショップ
営業時間9:00~17:00
休業日年中無休
公式サイト平等院ミュージアムショップ

所要時間

境内のみ回るとなると約30分です。

境内と鳳翔館を回るとなると約50分です。

茶房「藤花」やミュージアムショップでの買い物も含めると、約1時間30分はみておいた方が良いと思います。

ミリ単位
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