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法相宗の大本山【興福寺】の御朱印・境内の見どころ・所要時間について

2024年8月10日

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奈良県奈良市にある興福寺こうふくじは、南都七大寺の一つに数えられる法相宗の大本山寺院です。

和銅3年(710年)藤原不比等ふひとが飛鳥から平城京へ前身の厩坂寺うまやさかでらを移転したもので、藤原氏の氏寺として藤原一族の隆盛とともに寺勢を拡大しました。

最盛期には数多くのお堂や塔が立ち並んでいたといわれています。

境内には、約300年振りに創建当時の様式で再建された「中金堂」や、興福寺に伝わる数多くの国宝・重要文化財を収蔵・展示している「国宝館」などの見どころが多数点在しています。

本記事では、興福寺の見どころや御朱印などをご紹介していきます。

本記事で分かること

  • アクセス
  • 駐車場
  • 御朱印
  • 基本情報
  • 境内の見どころ
  • 所要時間
ミリ単位
それでは参りましょう!
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興福寺へのアクセス

興福寺へのアクセス
所在地〒630-8213
奈良県奈良市登大路町48
電話番号0742-22-7755
営業時間【東金堂・中金堂・国宝館】
9:00~17:00(受付終了16:45)
拝観料
※団体30名以上
【東金堂】[個人]
大人:300円
中高生:200円
小学生:100円
【東金堂】[団体]
大人:250円
中高生:150円
小学生:90円
【中金堂】[個人]
大人:500円
中高生:300円
小学生:100円
【中金堂】[団体]
大人:400円
中高生:200円
小学生:90円
【国宝館】[個人]
大人:700円
中高生:600円
小学生:300円
【国宝館】[団体]
大人:600円
中高生:500円
小学生:200円
【共通券】
大人:900円
中高生:700円
小学生:350円
電車【最寄駅】
近鉄「奈良駅」

:徒歩約5分(230m)

興福寺
バス[奈良交通バス]
JR「奈良駅」バス停

|運賃250円(7分)

「県庁前」バス停下車

:徒歩すぐ

興福寺
【大阪方面】
「阪神高速13号東大阪線/ルート13と第二阪奈道路/国道163号」経由
→約1時間(35km)

「第二阪奈道路/国道163号」経由
→約1時間(45km)
【名古屋方面】
「名古屋亀山線/東名阪自動車道と名阪国道/国道25号」経由
→約2時間15分(135km)

「名阪国道/国道25号」経由
→2時間20分(150km)
公式サイト法相宗大本山 興福寺

興福寺の駐車場

興福寺駐車場

興福寺駐車場

興福寺駐車場は、興福寺から最も近く、1日/1,000円で利用できる駐車場です。

興福寺駐車場
電話番号0742-22-4096
駐車時間9:00~17:00
駐車料金普通車:1日/1,000円
バス:3時間/3,000円
駐車台数普通車:46台
バス:16台
休業日年中無休
ミリ単位
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興福寺の御朱印

興福寺では、計9体の御朱印を拝受しましたので1体ずつご紹介します。

拝受方法中金堂令興福力東金堂東金堂御詠歌千手観音南円堂南円堂御詠歌一言観音一言観音御詠歌
受付場所南円堂納経所南円堂納経所南円堂納経所南円堂納経所南円堂納経所南円堂納経所南円堂納経所南円堂納経所南円堂納経所
受付時間9:00~17:00
(最終16:30)
9:00~17:00
(最終16:30)
9:00~17:00
(最終16:30)
9:00~17:00
(最終16:30)
9:00~17:00
(最終16:30)
9:00~17:00
(最終16:30)
9:00~17:00
(最終16:30)
9:00~17:00
(最終16:30)
9:00~17:00
(最終16:30)
初穂料300円300円300円300円300円300円300円300円300円
拝受形式直書き直書き直書き直書き直書き直書き直書き直書き直書き

右にスクロールできます→

中金堂の御朱印

中金堂の御朱印

本尊・釈迦如来坐像を中心に、諸仏が安置されている中金堂の御朱印です。

令興福力の御朱印

令興福力の御朱印

「令興福力」とは、”福を興す力を持つお寺となる”という意味で、興福寺の寺名を表す代表的な御朱印です。

東金堂の御朱印

東金堂の御朱印

本尊・薬師如来坐像を中心に、諸仏が安置されている東金堂の御朱印です。

東金堂の御朱印「御詠歌」

東金堂の御朱印「御詠歌」

東金堂の御詠歌の御朱印です。

本文

さるさわの いけのほとりの てらにはに るりのひかりは あまねかりけり

興福寺東金堂の薬師如来に祈りを捧げる全ての人は、その願いが叶うでしょう。

千手観音の御朱印

千手観音の御朱印

国宝館に安置されている千手観音の御朱印です。

南円堂の御朱印

南円堂の御朱印

本尊・不空羂索ふくうけんさく観音菩薩坐像を中心に、四天王立像や法相六祖坐像が安置されている南円堂の御朱印です。

南円堂の御朱印「御詠歌」

南円堂の御朱印「御詠歌」

南円堂の御詠歌の御朱印です。

本文

春の日は 南円堂に かがやきて みかさの山に はるるうすぐも

南円堂・春日社の神仏のご威光を大きく身に受けたならば、人々を覆う薄雲・むら雲も、やがて晴れ上がってゆくでしょう。

一言観音堂の御朱印

一言観音堂の御朱印

願い事を一つずつ聞き届けてくださる一言観音を祀っている一言観音堂の御朱印です。

一言観音堂の御朱印「御詠歌」

一言観音堂の御朱印「御詠歌」

一言観音堂の御詠歌の御朱印です。

本文

たのもしく あゆみをはこべ ひとことの ねがいもすてぬ ちかいいませば

もし今、心強い一言観音様に誓うならば、願いを捨てることはありません。

受付場所

南円堂納経所

本来、中金堂・東金堂・東金堂御詠歌・千手観音の御朱印は、興福寺勧進所で授与されていますが、今現在(2024年8月10日時点)は南円堂納経所で授与が行われています。

ですので、上記4体を含む計9体の御朱印が、南円堂納経所で授与が行われていることになります。

ミリ単位
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興福寺の基本情報

興福寺の基本情報
正式名称興福寺こうふくじ
ご本尊釈迦如来しゃかにょらい
創建天智天皇8年(669年)
山号なし
宗派法相宗ほっそうしゅう
寺格大本山
開基藤原不比等ふひと
ご利益無病息災・交通安全・安産・子授け
子供守護・先祖菩提 他
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境内の見どころ

境内案内図

中金堂

中金堂

興福寺の中心的なお堂である中金堂ちゅうこんどうは、長い歴史の中で7度もの火災に遭い、享保2年(1717年)の大火で焼失した後は仮堂が建設されただけにとどまってきましたが、平成30年(2018年)に約300年ぶりに再建されました。

堂内には、本尊・釈迦如来像をはじめ、薬王・薬上菩薩像が脇侍として安置され、四方には四天王像が安置されています。

ご本尊

「釈迦如来」=人々をあらゆる苦悩から救って、人生の安らぎに導いてくれる仏。

東金堂

東金堂

かつて興福寺にあった3つの金堂のうち”東”に位置する東金堂とうこんどうは、神亀3年(726年)に聖武天皇の発願で建立され、応永22年(1415年)に天平様式を用いて再建されたお堂です。

堂内には、本尊・薬師如来坐像をはじめ、脇侍日光・月光菩薩立像、十二神将立像、四天王立像、文殊菩薩坐像、維摩居士坐像などが安置されています。

ご本尊

「薬師如来」=病気やケガなど、人々の現実の痛みや苦しみを救ってくださる現世利益の仏。

五重塔

五重塔(工事中)

天平2年(730年)に光明皇后の発願によって創建された五重塔は、創建以来、天災や火災に見舞われ、その度に再建を繰り返してきました。

現在の建物は、応永33年(1426年)に再建されたものになります。

塔の高さは約50mもあり、奈良県内では最も高い建造物です。

塔内1階には、薬師三尊像・釈迦三尊像・阿弥陀三尊像・弥勒三尊像がそれぞれ四方に安置されています。

現在(2024年8月10日時点)、約120年ぶりとなる大規模な保存修理工事が実施されており、残念ながらその全容を拝むことはできません。

南大門跡

南大門跡

興福寺の正門にあたる南大門は、6度の焼失と再建を繰り返し、享保2年(1717年)に焼失した後は再建されませんでした。

南大門は重層建築だったとされ、その規模は平城宮の朱雀門級だったといわれています。

復元された基壇は、高さ約1.5m、東西約30.8m、南北約16.6mの大きさを誇ります。

不動堂

不動堂

南円堂前に建つ不動堂は、堂内で護摩ごまが行われるお堂です。

護摩

仏教やバラモン教、ゾロアスター教などで行われる儀式で、焚きあげた炎のなかに供物や木を投じたり、炎で煩悩を焼き払ったりして行われる。

不動堂には不動明王坐像や33体の観音像が安置されています。

南円堂

南円堂

南円堂なんえんどうは、弘仁4年(813年)に藤原北家の藤原冬嗣ふゆつぐが父・内麻呂うちまろの冥福を祈って創建した八角堂です。

現在の南円堂は創建後4度の焼失を経て、寛政元年(1789年)に再建されたものになります。

堂内には、本尊・不空羂索観音像のほか四天王像が安置されています。

ご本尊

不空羂索ふくうけんさく観音」=迷い苦しむ衆生をもらすことなく救う、大きな慈悲をもつ仏。

一言観音堂

一言観音堂

南円堂近くに建つ一言観音堂には、秘仏の十一面観音像と不空羂索観音像が安置され、”一度にたくさんの願掛けをしてはいけない”という信仰のもと、「一言観音」と総称されています。

一心に観音菩薩の名を唱えて祈るというのが一言観音の名称の起こりですが、次第に"一言だけお願いする" "願い事を一つにする"という信仰が生まれたようです。

北円堂

北円堂

北円堂ほくえんどうは、養老ようろう5年(721年)、元明げんめい上皇と元正げんしょう天皇が藤原不比等の一周忌に長屋王に命じて創建させた八角円堂です。

治承じしょう4年(1180年)に焼失し、現在の建物は承元じょうげん4年(1210年)頃に再建されたものになります。

現在、通常公開はされていませんが、春秋期に特別公開が行われており、その時期だけの御朱印の授与も実施されています。

堂内には、鎌倉時代の仏師・運慶らによって造立された本尊・木造弥勒菩薩坐像を中心に、無著むじゃく世親せしん菩薩立像をはじめとした木心乾漆もくしんかんしつ四天王立像などが安置されています。

ご本尊

「弥勒菩薩」=遠い未来、慈しみにより生あるもの全てを救うといわれる菩薩。

三重塔

三重塔

三重塔は、北円堂とともに興福寺最古の建造物で、康治こうじ2年(1143年)に崇徳天皇の中宮・藤原聖子によって建立されました。

治承じしょう4年(1180年)に焼失しましたが、その後鎌倉時代前期に再建されたものが現在の三重塔になります。

塔内には、東方に薬師如来像、南方に釈迦如来像、西方に阿弥陀如来像、北方に弥勒如来像がそれぞれ1,000体描かれています。

通常公開はされていませんが、毎年7月7日に特別公開が行われています。

国宝館

国宝館

国宝館には、旧食堂の本尊・千手観音菩薩立像を中心に、天平時代(729年~749年)の八部衆立像や十大弟子立像、鎌倉時代の天燈鬼立像・竜燈鬼立像・金剛力士像などの興福寺に伝わる数多くの国宝・重要文化財が収蔵されています。

国宝館
営業時間9:00~17:00
※受付は16:45まで
休館日年中無休
拝観料【個人】
大人:700円
中高生:600円
小学生:300円
【団体30名以上】
大人:600円
中高生:500円
小学生:200円
公式サイト国宝館

所要時間

興福寺の所要時間は、約1時間です。

国宝館の拝観も含めると、約1時間30分はみておいた方が良いでしょう。

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初めまして!管理人のミリ単位と申します。当ブログ「むかしたまり」は、主に神社仏閣情報を発信しています。”誰にでもわかりやすい記事を書く”をモットーに日々活動しているので、お暇があればぜひ覗いてみてください。

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