奈良県奈良市にある西大寺は、真言律宗の総本山の寺院です。
奈良時代後期、聖武天皇の勅願によって建立された「東大寺」に対し、称徳天皇の勅願により平城宮の西の地に建てられたのが「西大寺」です。
創建当初は、広大な敷地に数多くのお堂が建ち並ぶ大寺院で、南都七大寺の一つとして栄えました。
平安遷都後は朝廷からの援助から離れ、度重なる天災により一時は衰退しましたが、鎌倉時代に「真言律」の根本道場として復興されました。
本記事では、西大寺の御朱印や境内の見どころなどをご紹介していきます。
本記事で分かること
- アクセス
- 駐車場
- 御朱印
- 基本情報
- 境内の見どころ
- 所要時間
西大寺へのアクセス
西大寺へのアクセス | ||
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所在地 | 〒631-0825 奈良県奈良市西大寺芝町1丁目1-5 | |
電話番号 | 0742-45-4700 | |
営業時間 | 8:30~16:30(受付は16:00まで) | |
拝観料 ※団体30名以上 | 【個人】 大人:800円 中高生:600円 小学生:400円 身障者:400円 | 【団体】 大人:700円 中高生:500円 小学生:350円 |
電車 | 【最寄駅】 近鉄「大和西大寺駅」南出口 : :徒歩約4分(250m) : 西大寺 | |
車 | 【大阪方面】 「阪神高速13号東大阪線/ルート13と第二阪奈道路/国道163号」経由 →約40分(30km) 「阪神高速13号東大阪線/ルート13」経由 約40分(30km) | |
【名古屋方面】 「新名神高速道路」経由 →約2時間20分(160km) 「名古屋亀山線/東名阪自動車道と名阪国道/国道25号」経由 →約2時間20分(150km) | ||
公式サイト | 真言律宗総本山 西大寺 |
西大寺の駐車場
西大寺の専用駐車場は、300円/60分で利用できる駐車場になっています。
西大寺駐車場 | |
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駐車時間 | 24時間 |
駐車料金 | 300円/60分 |
駐車台数 | 約70台 |
休業日 | 年中無休 |
- 予約制だから確実に駐車できるので、駐車場を探し回る必要がありません。
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西大寺の御朱印
西大寺で頂いた5種類の御朱印を1体ずつご紹介していきます。
拝受方法 | 釈迦如来 | 愛染明王 | 大黒天 | 十一面観音 | 四天王 |
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受付場所 | 本堂内 | 愛染堂内 | 愛染堂内 | 四王堂内 | 四王堂内 |
受付時間 | 8:30~16:30 | 8:30~16:30 | 8:30~16:30 | 8:30~16:30 | 8:30~16:30 |
初穂料 | 300円 | 300円 | 300円 | 300円 | 300円 |
拝受形式 | 直書き | 直書き | 直書き | 直書き | 直書き |
本堂の御朱印「釈迦如来」
本尊・釈迦如来立像を安置する本堂の御朱印「釈迦如来」です。
受付場所
本堂の御朱印は、本堂内の納経所で授与が行われています。
愛染堂の御朱印「愛染明王」
秘仏・愛染明王坐像を安置する愛染堂の御朱印「愛染明王」です。
大黒堂の御朱印「大黒天」
大黒天半跏像を祀る大黒堂の御朱印「大黒天」です。
半跏像
片足を他の片足のももの上に組んで座り、指を頬に当てて物思いにふけている姿が表現された仏像。
受付場所
愛染堂・大黒堂の御朱印は、愛染堂内にある納経所で授与が行われています。
四王堂の御朱印「十一面観音」
本尊・十一面観音立像を安置する四王堂の御朱印「十一面観音」です。
四王堂の御朱印「四天王」
同じく四王堂に祀られている四天王像の御朱印です。
受付場所
四王堂の2体の御朱印は、四王堂内にある納経所で授与が行われています。
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西大寺の基本情報
西大寺の基本情報 | |
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正式名称 | 勝寶山四王院西大寺 |
ご本尊 | 釈迦如来 |
創建 | 天平神護元年(765年) |
山号 | 勝寶山 |
宗派 | 真言律宗 |
寺格 | 総本山 |
開山 | 常騰 |
開基 | 孝謙上皇 |
ご利益 | 子授け・安産祈願・健康長寿 他 |
境内の見どころ
本堂
現在の西大寺の中心堂舎である本堂は、もともと鎌倉時代に東塔の北方に建てられた光明真言堂の後身で、江戸時代中期の寛政年間(1789年~1801年)に完成しました。
毎年10月には、真言律宗最大の年中行事である「光明真言会」が行われています。
堂内には、本尊・釈迦如来立像をはじめ、東西の脇壇には”弥勒菩薩”と”文殊菩薩”が安置されています。
ご本尊
「釈迦如来立像」=木造で像高は約1.7m。釈迦の生前の姿を写したとされる仏像で、インドから中国、日本と三国伝来の京都嵯峨にある清涼寺の本尊を模刻したもの。
愛染堂
江戸時代、藤原北家嫡流であり五摂家筆頭の近衛家邸宅を京都御所から移築したものが愛染堂です。
堂内には、本尊・愛染明王坐像と鎌倉時代に西大寺を復興した叡尊の興正菩薩寿像が安置されています。
ご本尊
「愛染明王坐像」=鎌倉時代の仏師・善円が造立した像高31.8cmの秘仏。人間の過ぎた煩悩や欲望を浄化して、正しい生命力に転化する密教の極意を表している。
大黒堂
大黒堂は、西大寺の塔頭寺院だった三光院の本堂だったと伝えられています。
現在は愛染堂近くに移築され、堂内中央には大黒天半跏像が安置されています。
ご本尊
「大黒天半跏像」=永正元年(1504年)、仏師・沙弥仙算と七郎太郎により造立された仏像。
不動堂(護摩堂)
不動堂は、寛永20年(1643年)に愛染堂南方に建立され、昭和54年(1979年)に現在地に移築されたお堂です。
堂内には、本尊・不動明王坐像が安置されており、毎月28日には護摩供養が行われています。
ご本尊
「不動明王坐像」=江戸時代の僧・湛海作。像高は83cm。
東塔跡
西大寺の東西両塔は、平安時代の雷火や室町時代の兵火などにより両塔ともに焼失しました。
現在の東塔跡の四角の基壇は創建当時のものであり、その周囲の八角の敷石は最初に造られた八角基壇跡であることが分かっています。
四王堂
四王堂は、”西大寺はじまりのお堂”といわれています。
多くの寺院創建は本尊を祀る本堂から造営されますが、西大寺で最初に造営されたのは四天王を祀る四王堂でした。
現在の四王堂は江戸時代の再建で、周囲には創建当時の規模を伝える基壇が残っています。
ご本尊
「十一面観音菩薩像」=木造の十一面観音としては日本有数の大きさ(像高約6m)で、手に錫杖をもつ長谷寺式。平安時代の仏師・円信の造立で、元は京都にある法勝寺十一面堂院の本尊。
鐘楼
西大寺の鐘楼は、元は摂津の多田院にあった鐘楼を、幕末あるいは明治初期に移建されたと伝わっています。
大師堂
大師堂は、昭和48年(1973年)に弘法大師御生誕1,200年を記念して建立されました。
堂内には、本尊・弘法大師坐像が安置されています。
ご本尊
「弘法大師坐像」=大正12年(1923年)に奉納された弘法大師石仏。
光明殿
光明殿では、叡尊が西大寺復興のお礼に八幡神社に献茶した余服を民衆に振る舞ったことに由来する茶儀「大茶盛式」が行われています。
所要時間
西大寺の所要時間は、約1時間もあれば十分に見て回れます。
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