京都府京都市左京区に鎮座する「由岐神社」は、鞍馬山鞍馬寺の鎮守社です。
社殿は、鞍馬山の南斜面に位置する鞍馬寺境内に鎮座しています。
元々は、皇室の守り神として京都御所内に祀られていましたが、天慶年間(938年~947年)に起きた大地震や平将門の乱などで世が乱れたことにより、天下泰平を祈念して、朱雀天皇の命のもと、天慶3年(940年)に都の北方に位置する鞍馬山に移されました。
その当時の移された様子を伝え遺しているのが、京都三大火祭、または京都三大奇祭の一つに数えられる例祭「鞍馬の火祭」になります。
毎年10月22日に執り行われる京都三大奇祭のひとつ。その起源は天慶3(940)年、それまで御所に祀られていた由岐大明神が鞍馬に勧請された時に、村人が地主神である八所明神を神輿に乗せ、無数の松明を持って出迎えたという故事に由来するといわれている。祭りでは由岐神社と、神社に続く鞍馬街道を中心に集落一帯で行われ「サイレヤ、サイリョウ」の勇ましい声と共に、鞍馬の里が燃え上がる松明の炎で埋め尽くされていく。
出典:京都観光Navi
本記事で分かること
- アクセス
- 駐車場
- 御朱印
- 基本情報
- 境内の見どころ
- 所要時間
由岐神社へのアクセス
由岐神社へのアクセス | |
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所在地 | 〒601-1111 京都府京都市左京区鞍馬本町1073 |
電話番号 | 075-741-1670 |
営業時間 | 9:00~16:15 |
入山費 | 500円 |
電車 | 【最寄駅】 叡山電鉄「鞍馬駅」下車 鞍馬寺仁王門まで徒歩約3分(210m) |
車 | 【名古屋方面】 「新名神高速道路」経由 →約2時間20分(140km) 「西宮線」経由 →約2時間30分(160km) 「国道421号と西宮線」経由 →約2時間50分(150km) 【大阪方面】 「第二京阪道路」経由 →約1時間30分(70km) 「名神高速道路/西宮線」経由 →約1時間20分(70km) 「名神高速道路/西宮線と鞍馬街道/府道38号」経由 →約1時間30分(70km) |
公式サイト | 由岐神社 |
由岐神社の駐車場
由岐神社は、鞍馬寺境内に鎮座しているため、鞍馬寺仁王門周辺の駐車場を利用することになります。
本記事では、鞍馬寺仁王門から最も近い駐車場をご紹介します。
鞍馬寺山門前駐車場
こちらの「鞍馬寺山門前駐車場」が、鞍馬寺仁王門から最も近い駐車場になります。
料金(一律500円)は前払いで、車の鍵は管理人さんに預けるというシステムなので、抵抗のある方は別の駐車場の利用をお勧めします。
鞍馬寺山門前駐車場 | |
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駐車料金 | 一律500円 |
駐車台数 | 約7台 |
休業日 | 年中無休 |
- 予約制だから確実に駐車できるので、駐車場を探し回る必要がありません。
- さらにオンライン決済なので、面倒な清算も不要です。
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由岐神社の御朱印
由岐神社では、3種類の御朱印を拝受しましたので、1体ずつご紹介していきます。
拝受方法 | 由岐神社 | 火祭① | 火祭② |
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受付場所 | 授与所 | 授与所 | 授与所 |
受付時間 | 9時~16時 | 9時~16時 | 9時~16時 |
初穂料 | 500円 | 500円 | 500円 |
拝受形式 | 書置き | 書置き | 書置き |
初穂料
- 1種:500円
- 2種セット:800円
- 3種セット:1,000円
※組み合わせは自由です。
※特製クリアファイルに入れて頂けます。
※全て書置きのみの対応となります。
\御朱印帳を汚さず・傷つけず大切に保管!/
\御朱印帳を持ち歩く時の必需品!/
由岐神社の御朱印
由岐神社の御朱印です。
右下には鞍馬天狗の朱印が押してあります。
火祭①の御朱印
由岐神社の例祭「鞍馬の火祭」の御朱印になります。
火祭②の御朱印
こちらも例祭「鞍馬の火祭」の御朱印になります。
\御朱印を差し込むだけなので超簡単!/
由岐神社の基本情報
由岐神社の基本情報 | |
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正式名称 | 由岐神社 |
別名 | 靫明神 |
主祭神 | 大己貴命 少彦名命 |
相殿 | 八所大明神 |
創建 | 天慶3年(940年) |
参拝作法 | 二礼二拍手一礼 |
主な祭事 | 鞍馬の火祭 他 |
ご利益 | 安産・子授け・商売繁盛・縁結び 火除け・病気平癒・厄除開運 他 |
境内の見どころ
仁王門受付
由岐神社は、鞍馬寺境内に鎮座しているため仁王門にある受付で、入山費(愛山費)500円を納めて鞍馬寺境内を進みます。
ケーブルの利用はNG
普明殿のケーブル駅は利用せずに、参道をまっすぐ進んでいきます。
鳥居と社号標
参道をまっすぐ進むと、由岐神社が鎮座しています。
手水舎
手水舎は鳥居の手前に設置されています。
拝殿
慶応12年(1607年)、豊臣秀頼により再建された「拝殿」は、左右2つに分かれて中央に通路が設けられた「荷拝殿」また「割拝殿」という形式で、桃山時代の代表的な建築物として国の重要文化財に指定されています。
境内
拝殿を抜けた先の境内の様子です。
正面の石段を上り、本殿に向かいます。
末社「岩上社」
参道石段の途中に鎮座する「岩上社」は、古くより鞍馬岩上の森に祀られていた社です。
山岳登山安全のご利益があるとされています。
末社「冠者社」
岩上社の向かいに鎮座する「冠者社」は、古くは鞍馬冠者町に祀られていた社です。
商売繁盛・家運隆昌のご利益があるとされています。
末社「白長弁財天社」
冠者社の隣には「白長弁財天社」が鎮座しています。
古くからこの地に霊験あらたかな神様として祀られています。
商売繁盛・健康長寿のご利益があるとされています。
パワースポット「大杉さん」
白長弁財天社の向かいにある樹齢800年、樹高約53メートルの御神木「大杉」は、市の天然記念物に指定されている巨樹です。
古くから「大杉さん」と親しまれており、一心に願えば願いが叶う「願掛け杉」として信仰されてきました。
末社「大杉社」
大杉の根元に鎮座する「大杉社」では、御神木「大杉」を祀っています。
本殿
石段を上り切った正面に、由岐神社の「本殿」が鎮座しています。
神話では、主祭神の二柱が行った国造りとは、人々に農業や医薬を教え、生活や社会を作ることであったとされ、事業の守護神・商売繁昌の神または縁結びの神としてのご利益があります。
また古来より、例祭「鞍馬の火祭」が執り行われてきたこともあり、火除けの神としてのご利益もあります。
末社「三宝荒神社」
本殿の近くには、「三宝荒神社」が鎮座しています。
古来より、この地に火の神・かまどの神として祀られている火除けのご利益がある神社です。
授与所
石段を上り切ってすぐ左手に、由岐神社の授与所があります。
由岐神社の所要時間
由岐神社の所要時間は、約10分です。
鞍馬寺や貴船神社の所要時間につきましては、下掲の記事をご参照ください。
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京都屈指のパワースポット「鞍馬寺」
由岐神社は、「鞍馬寺」の境内に鎮座しているため、鞍馬寺と合わせて参拝される方がほとんどです。
鞍馬寺は、今からおよそ650万年前、金星から神が降り立ったという伝説が残されており、神秘的な宇宙の力を宿す、京都屈指のパワースポットとして有名です。
また牛若丸(のちの源義経)が天狗に剣術を教わった地であるという伝承も残されています。
鞍馬寺についてより詳しくご紹介している記事を載せておきますので、あわせて読んで頂ければ幸いです。
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京都屈指のパワースポット!【鞍馬寺】の御朱印・境内の見どころについて
続きを見る
縁結びのパワースポット「貴船神社」
鞍馬寺の奥の院から徒歩約25分、距離700mの位置に鎮座する「貴船神社」は、全国に2,000社を数える水神の総本宮です。
また、縁結びのパワースポットとしても知られており、毎年全国から多くの参拝者が訪れています。
貴船神社についてより詳しくご紹介している記事を載せておきますので、あわせて読んで頂ければ幸いです。
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水神の総本宮【貴船神社】の御朱印・駐車場・境内の見どころについて
続きを見る