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鞍馬寺の鎮守社【由岐神社】の御朱印・アクセス・境内の見どころについて

2024年2月14日

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京都府京都市左京区に鎮座する由岐ゆき神社」は、鞍馬山鞍馬寺の鎮守社です。

社殿は、鞍馬山の南斜面に位置する鞍馬寺境内に鎮座しています。

元々は、皇室の守り神として京都御所内に祀られていましたが、天慶てんぎょう年間(938年~947年)に起きた大地震や平将門の乱などで世が乱れたことにより、天下泰平を祈念して、朱雀天皇の命のもと、天慶3年(940年)に都の北方に位置する鞍馬山に移されました。

その当時の移された様子を伝え遺しているのが、京都三大火祭、または京都三大奇祭の一つに数えられる例祭「鞍馬の火祭」になります。

毎年10月22日に執り行われる京都三大奇祭のひとつ。その起源は天慶3(940)年、それまで御所に祀られていた由岐大明神が鞍馬に勧請された時に、村人が地主神である八所明神を神輿に乗せ、無数の松明を持って出迎えたという故事に由来するといわれている。祭りでは由岐神社と、神社に続く鞍馬街道を中心に集落一帯で行われ「サイレヤ、サイリョウ」の勇ましい声と共に、鞍馬の里が燃え上がる松明の炎で埋め尽くされていく。

出典:京都観光Navi

本記事で分かること

  • アクセス
  • 駐車場
  • 御朱印
  • 基本情報
  • 境内の見どころ
  • 所要時間
ミリ単位
それでは参りましょう!
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由岐神社へのアクセス

  由岐神社へのアクセス
所在地 〒601-1111
京都府京都市左京区鞍馬本町1073
電話番号 075-741-1670
営業時間 9:00~16:15
入山費 500円
電車 【最寄駅】
叡山電鉄「鞍馬駅」下車
鞍馬寺仁王門まで徒歩約3分(210m)
【名古屋方面】
「新名神高速道路」経由
→約2時間20分(140km)

「西宮線」経由
→約2時間30分(160km)

「国道421号と西宮線」経由
→約2時間50分(150km)

【大阪方面】
「第二京阪道路」経由
→約1時間30分(70km)

「名神高速道路/西宮線」経由
→約1時間20分(70km)

「名神高速道路/西宮線と鞍馬街道/府道38号」経由
→約1時間30分(70km)
公式サイト 由岐神社

由岐神社の駐車場

由岐神社は、鞍馬寺境内に鎮座しているため、鞍馬寺仁王門周辺の駐車場を利用することになります。

本記事では、鞍馬寺仁王門から最も近い駐車場をご紹介します。

鞍馬寺山門前駐車場

鞍馬寺山門前駐車場

こちらの「鞍馬寺山門前駐車場」が、鞍馬寺仁王門から最も近い駐車場になります。

料金(一律500円)は前払いで、車の鍵は管理人さんに預けるというシステムなので、抵抗のある方は別の駐車場の利用をお勧めします。

鞍馬寺山門前駐車場
駐車料金一律500円
駐車台数約7台
休業日年中無休
ミリ単位
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由岐神社の御朱印

由岐神社では、3種類の御朱印を拝受しましたので、1体ずつご紹介していきます。

拝受方法由岐神社火祭①火祭②
受付場所授与所授与所授与所
受付時間9時~16時9時~16時9時~16時
初穂料500円500円500円
拝受形式書置き書置き書置き

初穂料

  • 1種:500円
  • 2種セット:800円
  • 3種セット:1,000円

※組み合わせは自由です。

※特製クリアファイルに入れて頂けます。

※全て書置きのみの対応となります。

特製クリアファイル(表面と裏面)
ミリ単位
御朱印帳を持ち歩くときは、ケースカバーがオススメ!

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由岐神社の御朱印

由岐神社の御朱印

由岐神社の御朱印です。

右下には鞍馬天狗の朱印が押してあります。

火祭①の御朱印

火祭①の御朱印

由岐神社の例祭「鞍馬の火祭」の御朱印になります。

火祭②の御朱印

火祭②の御朱印

こちらも例祭「鞍馬の火祭」の御朱印になります。

ミリ単位
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由岐神社の基本情報

  由岐神社の基本情報
正式名称 由岐ゆき神社
別名 靫明神ゆきみょうじん
主祭神 大己貴命おおなむちのみこと
少彦名命すくなひこなのみこと
相殿あいどの 八所大明神はっしょだいみょうじん
創建 天慶てんぎょう3年(940年)
参拝作法 二礼二拍手一礼
主な祭事 鞍馬の火祭 他
ご利益 安産・子授け・商売繁盛・縁結び
火除け・病気平癒・厄除開運 他
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境内の見どころ

仁王門受付

仁王門受付

由岐神社は、鞍馬寺境内に鎮座しているため仁王門にある受付で、入山費(愛山費)500円を納めて鞍馬寺境内を進みます。

ミリ単位
仁王門から由岐神社までは徒歩約5分、距離にして267m歩くことになります。

ケーブルの利用はNG

普明殿

普明殿のケーブル駅は利用せずに、参道をまっすぐ進んでいきます。

鳥居と社号標

鳥居と社号標

参道をまっすぐ進むと、由岐神社が鎮座しています。

手水舎

手水舎

手水舎は鳥居の手前に設置されています。

拝殿

拝殿

慶応12年(1607年)、豊臣秀頼により再建された「拝殿」は、左右2つに分かれて中央に通路が設けられた荷拝殿にないはいでんまた割拝殿わりはいでんという形式で、桃山時代の代表的な建築物として国の重要文化財に指定されています。

境内

由岐神社境内

拝殿を抜けた先の境内の様子です。

正面の石段を上り、本殿に向かいます。

末社「岩上社」

末社「岩上社」

参道石段の途中に鎮座する岩上社いわがみしゃは、古くより鞍馬岩上の森に祀られていた社です。

御祭神①事代主命ことしろぬしのみこと。国譲りを要求する高天原たかまがはらからの使者に対し、父神・大国主命おおくにぬしのみことに代わって国譲りの誓約をした神。神のお告げを述べる役割をもつとされる。
御祭神②大山祇命おおやまつみのみこと伊邪那岐いざなぎ伊邪那美いざなみの間に生まれ、山の総元締といえる自然神。山は数々の恵みをもたらすことから、恵みの神としての信仰が厚い。

山岳登山安全のご利益があるとされています。

末社「冠者社」

末社「冠者社」

岩上社の向かいに鎮座する冠者社かんじゃしゃは、古くは鞍馬冠者町に祀られていた社です。

御祭神素戔嗚尊すさのおのみこと。伊邪那岐と伊邪那美の子で、天照大御神の弟神。心身の成長・成熟のご利益がある。

商売繁盛家運隆昌のご利益があるとされています。

末社「白長弁財天社」

末社「白長弁財天社」

冠者社の隣には白長弁財天社しらながべんざいてんしゃが鎮座しています。

御祭神「弁財天」。音楽・財福・知恵を司るヒンドゥー教の女神。

古くからこの地に霊験あらたかな神様として祀られています。

商売繁盛健康長寿のご利益があるとされています。

パワースポット「大杉さん」

御神木「大杉」

白長弁財天社の向かいにある樹齢800年、樹高約53メートルの御神木「大杉」は、市の天然記念物に指定されている巨樹です。

古くから「大杉さん」と親しまれており、一心に願えば願いが叶う「願掛け杉」として信仰されてきました。

末社「大杉社」

末社「大杉社」

大杉の根元に鎮座する「大杉社」では、御神木「大杉」を祀っています。

本殿

由岐神社本殿

石段を上り切った正面に、由岐神社の「本殿」が鎮座しています。

主祭神①大己貴命おおなむちのみこと大国主命おおくにぬしのみことの別名。少彦名命と協力して天下を経営し、呪術や医薬などの道を教え、国造りを完成させた神。
主祭神②少彦名命すくなひこなのみこと。大己貴命の国造りに参加した医薬の祖神。多くの山や丘の造物者であり、命名神でもある。
相殿あいどの八所大明神はっしょだいみょうじん。八柱の神々の総称。その構成はそれぞれ異なっている。

神話では、主祭神の二柱が行った国造りとは、人々に農業や医薬を教え、生活や社会を作ることであったとされ、事業の守護神商売繁昌の神または縁結びの神としてのご利益があります。

また古来より、例祭「鞍馬の火祭」が執り行われてきたこともあり、火除けの神としてのご利益もあります。

末社「三宝荒神社」

本殿の近くには、三宝荒神社さんぼうこうじんしゃが鎮座しています。

御祭神三宝荒神大神さんぼうこうじんおおかみ。日本特有の仏教における信仰の一つ。仏・法・僧の三宝を守護し、不浄を厭離おんりする仏神。※厭離=仏教用語で、汚れた現世を嫌い離れること。

古来より、この地に火の神・かまどの神として祀られている火除けのご利益がある神社です。

授与所

由岐神社授与所

石段を上り切ってすぐ左手に、由岐神社の授与所があります。

ミリ単位
こちらで、御朱印・お守りなどを拝受できますよ。

由岐神社の所要時間

由岐神社の所要時間は、約10分です。

鞍馬寺や貴船神社の所要時間につきましては、下掲の記事をご参照ください。

ミリ単位
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京都屈指のパワースポット「鞍馬寺」

鞍馬寺「本殿金堂」

由岐神社は、鞍馬寺の境内に鎮座しているため、鞍馬寺と合わせて参拝される方がほとんどです。

鞍馬寺は、今からおよそ650万年前、金星から神が降り立ったという伝説が残されており、神秘的な宇宙の力を宿す、京都屈指のパワースポットとして有名です。

また牛若丸(のちの源義経)が天狗に剣術を教わった地であるという伝承も残されています。

鞍馬寺についてより詳しくご紹介している記事を載せておきますので、あわせて読んで頂ければ幸いです。

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縁結びのパワースポット「貴船神社」

貴船神社「参道石段と灯篭」

鞍馬寺の奥の院から徒歩約25分、距離700mの位置に鎮座する貴船神社は、全国に2,000社を数える水神の総本宮です。

また、縁結びのパワースポットとしても知られており、毎年全国から多くの参拝者が訪れています。

貴船神社についてより詳しくご紹介している記事を載せておきますので、あわせて読んで頂ければ幸いです。

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