和歌山県新宮市に鎮座する「阿須賀神社」は、熊野速玉大社から熊野那智大社への道中に鎮座し、熊野詣の人々が多く参拝に訪れる神社です。
熊野権現が神倉山に降り立ったのち、阿須賀神社の北側の岩淵谷に勧請されたと伝えられています。
勧請
勧請とは、離れた場所にいる神仏に対しこちらへ来てくれるように祈り願うこと。
また、熊野権現の具体的な神名(家津美御子)が初めて現れた場所とされていることから、熊野信仰とは深い関わりがある神社なのです。
本記事で分かること
- アクセス
- 駐車場
- 御朱印
- 基本情報
- 境内の見どころ
- 所要時間
- 関連記事
阿須賀神社へのアクセス
阿須賀神社へのアクセス | |
---|---|
所在地 | 〒647-0022 和歌山県新宮市阿須賀1丁目2-25 |
電話番号 | 0735-22-3986 |
営業時間 | 境内:参拝自由 |
電車 | 最寄駅のJR「新宮駅」から徒歩約10分(600m) |
バス | 【熊野御坊南海バス】 「新宮駅前」バス停 | |運賃200円・乗車時間5分 | 「阿須賀神社前」バス停下車 徒歩すぐ |
車 | 【名古屋方面】 「名古屋亀山線/東名阪自動車道 と 紀勢自動車道」経由 →約3時間(217km) 【大阪方面】 「松原那智勝浦線/阪和自動車道」経由 →約3時間30分(229km) 「国道168号」経由 →約3時間40分(190km) ※グネグネ道多め |
神社庁HP | 阿須賀神社 |
阿須賀神社 駐車場
こちらは、阿須賀神社に隣接している「阿須賀神社 駐車場」になります。
阿須賀神社 駐車場は最大8台分駐車可能であり、敷地もある程度の広さがありますので、停めやすい駐車場となっております。
阿須賀神社 駐車場の情報 | |
---|---|
駐車時間 | 24時間 |
駐車料金 | 無料 |
駐車台数 | 普通車:8台 |
休業日 | 年中無休 |
- 予約制だから確実に駐車できるので、駐車場を探し回る必要がありません。
- さらにオンライン決済なので、面倒な清算も不要です。
\こちらから駐車場を検索!/
\レンタカーの格安予約ならこちら!/
\夜行バスの格安予約ならこちら!/
阿須賀神社で拝受できる御朱印
阿須賀神社では、5種類の御朱印を拝受したので1体ずつご紹介していきます。
拝受方法 | 通常御朱印 | 神代文字 | 新宮城跡 |
---|---|---|---|
受付場所 | 社務所 | 社務所 | 社務所 |
受付時間 | 8時30分~16時 | 8時30分~16時 | 8時30分~16時 |
初穂料 | 300円 | 1,000円 | 300円 |
拝受形式 | 直書き | 書き置き | 書き置き |
\御朱印帳を汚さず・傷つけず大切に保管!/
\御朱印帳を持ち歩く時の必需品!/
阿須賀神社の御朱印
こちらは、阿須賀神社の御朱印になります。
御朱印には「蓬莱山」という文字が書かれています。
蓬莱山
蓬莱山とは、熊野川河口近くにある小丘陵のこと。南北100m、東西50m、標高48mの椀を伏せたような山容をしており、阿須賀神社は蓬莱山の南のふもとに鎮座しています。
神代文字の御朱印(緑)
こちらは、神代文字で書かれた御朱印(緑)になります。
金色で書かれた神代文字が非常に印象的な御朱印です。
神代文字の御朱印は、こちらの他に「青」と「赤」もあるので下掲しておきます。
神代文字
神代文字とは、漢字が日本に伝来する遥か昔から日本に存在していたとされる古代文字のこと。
神代文字の御朱印(青)
こちらは、神代文字の御朱印(青)になります。
神代文字の御朱印(赤)
こちらは、神代文字の御朱印(赤)になります。
\御朱印を差し込むだけなので超簡単!/
新宮城跡の御朱印
こちらは、阿須賀神社から約750m離れた場所にある「新宮城跡」の御朱印になります。
新宮城跡の御朱印には、主な城主であった水野氏(上)と浅野氏(下)の2つの家紋が刻印されています。
新宮城(別名:丹鶴城)は、1873年の廃城令により取り壊されましたが、現在は本丸からの景色や美しい石垣が見どころとなっています。
新宮城跡の情報 | |
---|---|
所在地 | 〒647-0010 和歌山県新宮市丹鶴3丁目 |
電話番号 | 0735-22-2840 |
営業時間 | 24時間営業 |
休業日 | 年中無休 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 【丹鶴城公園 駐車場】 普通車:約5台 |
公式サイト | 新宮城跡(丹鶴城跡) |
受付場所
駐車場の近くにある社務所で、御朱印の授与が行われています。
阿須賀神社の基本情報
阿須賀神社の基本情報 | |
---|---|
正式名称 | 阿須賀神社 |
主祭神 | 事解男命 家津美御子大神・熊野速玉大神・熊野夫須美大神 |
配神 | 黄泉道守神・建角美神 |
創建 | 紀元前475年〜紀元前393年 |
建築様式 | 本殿:木造銅板葺流造 拝殿:木造銅板葺入母屋造 |
参拝作法 | 二礼二拍手一礼 |
主な祭事 | 阿須賀神社大例祭・お燈祭り・徐福祭 |
ご利益 | 延命長寿・海上安全・子授け 他 |
境内の見どころ
鳥居と社号標
こちらは、鳥居と社号標になります。
狛犬
こちらは、鳥居を守る吽形と阿形の狛犬になります。
手水舎
こちらは、手水舎になります。
拝殿
こちらは、阿須賀神社の拝殿になります。
阿須賀神社は、主祭神を「事解男命」とし、このほか熊野三山の神々を祀っています。
事解男命
熊野三社および全国の熊野神社で祀られている神で、日本神話においてイザナギとイザナミが黄泉国で永遠の別れをされた時に生まれた神。
阿須賀稲荷神社
拝殿の右隣には、境内摂社「阿須賀稲荷神社」が鎮座しています。
こちらの神社では、古くは「三狐神」を祀っていたとされています。
三狐神
三狐神は、農家で祀る田畑の守り神です。日本神話に登場する女神「宇迦之御魂神」の別名:御饌津神の当て字で「三狐神」になったとされています。
※「けつ」は狐の古名。
徐福之宮
阿須賀稲荷神社の右隣には、徐福を祀っている境内摂社「徐福之宮」が鎮座しています。
徐福
徐福とは、秦の時代に道教方士として始皇帝に仕えていた人物です。始皇帝から「不老不死の仙薬を探せ」という命を受け、この阿須賀の地に上陸したと伝えられています。そして蓬莱山のふもとに住みつき、当時の日本人に捕鯨・造船・製紙などの技術を伝えたとされています。
子安之社
拝殿の左手奥には、「子安之社」が鎮座しています。
阿須賀神社の所要時間
阿須賀神社の参拝所要時間は、約10分です。
隣接する歴史民俗資料館にも立ち寄る場合は、約30分はみておいた方が良さそうです。
こんな方におすすめ
- とにかく航空券やホテルを格安で済ませたい!
- 数多くの宿泊施設と比較して決めたい!
- お得なキャンペーンやクーポンが充実しているサイトを探している。
\宿泊予約はこちらから/
新宮市立歴史民俗資料館
こちらは、阿須賀神社境内にある「歴史民俗資料館」です。
こちらの資料館では、蓬莱山から出土した御正体や江戸時代の城下絵図・古文書・産業資料など新宮市の歴史を伝える資料を展示しています。
新宮市立歴史民俗資料館の情報
歴史民俗資料館の情報 | |
---|---|
所在地 | 〒647-0022 和歌山県新宮市阿須賀1丁目2-28 |
電話番号 | 0735-21-5137 |
営業時間 | 9時~17時 |
休館日 | 月曜日(月曜が祝日の場合、翌日休館日) 祝日の翌日 年末年始(12月28日~1月3日) |
入館料 | 大人:220円(170円) 小中学生:110円(80円) ※()内は10名以上の団体料金 |
駐車場 | 阿須賀神社 駐車場利用 普通車:8台 |
公式サイト | 歴史民俗資料館|新宮市観光協会 |
関連記事
最後に、熊野三山に関連する記事をまとめて載せておきますので、合わせて読んで頂けたら幸いです。
-
【永久保存版】よみがえりの聖地・熊野三山の正しい参拝順序について徹底解説!
続きを見る
-
よみがえりの聖地【熊野三山】の三社で拝受できる御朱印を徹底解説!
続きを見る
-
よみがえりの聖地 熊野三山【熊野本宮大社】の御朱印・駐車場情報・境内の見どころについて
続きを見る
-
熊野三山【熊野速玉大社】の御朱印・駐車場・境内の見どころについて
続きを見る
-
熊野三山【熊野那智大社】の御朱印・駐車場・境内の見どころについて
続きを見る
-
三重塔がそびえる【那智山青岸渡寺】の御朱印・駐車場・境内の見どころについて
続きを見る
-
日本一の滝【那智の滝】をお祀りする熊野那智大社別宮・飛瀧神社について
続きを見る
-
ゴトビキ岩からの絶景!【神倉神社】の御朱印・駐車場・境内の見どころについて
続きを見る
-
熊野三山の奥の院【玉置神社】の御朱印・アクセス・駐車場・境内の見どころについて
続きを見る