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熊野三山の奥の院【玉置神社】の御朱印・アクセス・駐車場・境内の見どころについて

2023年9月3日

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奈良県吉野郡十津川村に鎮座する玉置たまき神社」は、修験道の行場として古来より「熊野三山の奥の院」として信仰を集めてきました。

また、玉置神社は標高1,076mの玉置山の山頂近くに鎮座しており、神武東征の際に八咫烏の案内で熊野から大和の地を目指す途中、この地で十種神宝を奉じ身の安全を祈願されたことに始まったとされる神聖な神社であることから、「神様に呼ばれた人しか辿り着けない神社」だと言われています。

本記事で分かること

  • アクセス
  • 駐車場
  • 御朱印
  • 基本情報
  • 境内の見どころ
  • 正しい参拝順序
  • 所要時間
  • 関連記事
ミリ単位
それでは参りましょう!
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玉置神社へのアクセス

  玉置神社へのアクセス
所在地 〒647-1582
奈良県吉野郡十津川村玉置川1
電話番号 0746-64-0500
営業時間 境内:自由
社務所:8時~16時
電車・バス 【奈良方面】
奈良交通「八木新宮バス」
「八木駅」から「十津川温泉」下車
→運賃3,450円(4時間24分)
または、
「五條駅」から「十津川温泉」下車
→運賃2,700円(3時間08分)

【和歌山方面】
奈良交通「八木新宮バス」
「新宮駅」から「十津川温泉」下車
→運賃2,100円(2時間15分)
タクシー 【平日の場合】
「十津川温泉」バス停からはタクシー利用
【三光タクシー】片道約4,000円

【土日祝の場合】
「十津川温泉」バス停から「世界遺産予約バス」利用
→運賃:片道810円 往復1,620円
※完全予約制
【名古屋方面】
東名阪自動車道→亀山IC→名阪国道・西名阪自動車道・郡山IC→五條経由→R168
(亀山ICから約5時間)

【三重方面】
紀勢自動車道・尾鷲北IC→R42→熊野尾鷲道・尾鷲南→熊野大泊IC→
R42→新宮市→R168(若しくは、R42→R311→R169)
(熊野大泊ICから約2時間)

【大阪方面】
阪和自動車道・美原JCT→南阪奈道路・葛城IC→大和高田バイパス・新堂ランプ→京奈和自動車道・五條IC→R370→R168
(美原JCTから約3時間)

【和歌山方面】
阪和自動車道・南紀田辺IC→R42→R311→R168
(南紀田辺ICから約2時間30分)
公式サイト 玉置神社

玉置神社の駐車場情報

玉置神社 駐車場

玉置神社 駐車場

こちらは、「玉置神社 駐車場」になります。

とても広く停めやすい駐車場になっております。奥に見える建物はお手洗いになっています。

  玉置神社 駐車場
駐車時間 24時間
駐車料金 無料
駐車台数 普通車:61台
二輪車:9台
身体障者:2台
休業日 年中無休
駐車場からの景観
ミリ単位
ちなみに、玉置神社 駐車場からは玉置山の絶景を眺めることができますよ。

玉置神社 第二駐車場

玉置神社 第二駐車場

こちらは、「玉置神社 第二駐車場」になります。

繁盛期などで玉置神社 駐車場が満車になった場合は、こちらの駐車場を利用することになります。

玉置神社 第二駐車場
駐車時間24時間
駐車料金無料
駐車台数約30台
休業日年中無休
ミリ単位
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玉置神社の御朱印

玉置神社の御朱印

こちらは、玉置神社の御朱印になります。

御朱印の拝受方法
受付場所授与所
初穂料300円
拝受形式直書き
受付時間8時~16時

玉置神社の御朱印帳

御朱印帳(表面と裏面)

こちらは、玉置神社のオリジナル御朱印帳になります。

御朱印帳の拝受方法
受付場所授与所
初穂料1,700円
受付時間8時~16時

受付場所

授与所

本殿の近くにある授与所で、御朱印の授与が行われています。

ミリ単位
御朱印帳を持ち歩くときは、ケースカバーがオススメ!

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玉置神社の基本情報

  玉置神社の基本情報
正式名称 玉置たまき神社
御祭神 国常立尊くにとこたちのみこと
伊弉諾尊いざなぎのみこと
伊弉冊尊いざなみのみこと
天照大御神あまてらすおおみかみ
神日本磐余彦尊かむやまといわれひこのみこと
創建 崇神すじん天皇61年(紀元前37年)
建築様式 入母屋造いりもやづくり
参拝作法 二礼二拍手一礼
主な祭事 玉置神社宵宮祭よいみやまつり・玉置神社例祭
ご利益 商売繁盛・開運厄除・病気平癒
金運上昇・悪霊退散・縁結び 他
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境内の見どころ

玉置神社案内図

玉置神社案内図

鳥居と社号標

鳥居と社号標

こちらは、一の鳥居と社号標になります。

一の鳥居から本殿までは、20分程度歩くことになります。

末社「山之神」

山之神

参道を進むと、左手に玉置神社末社「山之神」が鎮座しています。

御祭神

大山祇神おおやまつみのかみ

こちらで安全祈願をしてから先に進みます。

分かれ道

分かれ道

参道を進むと分かれ道がありますが、右側の鳥居をくぐり階段を下っていくルートを進みます。

ミリ単位
左側の道は、帰りに通ることになります。

杉の巨樹群①「大杉」

大杉

参道の途中に、杉の巨樹群のひとつ「大杉」があります。

目通り周囲11m、高さ約50mもあり、境内では一番大きな杉になります。

杉の巨樹群

玉置神社境内は、永らく聖域として伐採が禁止されていたため、温暖多雨の気候と土壌に恵まれ、樹齢3,000年と言われる神代杉や、常立杉、大杉などの巨樹を含む杉の巨樹林が成立しました。これらは奈良県の天然記念物に指定されています。

手水舎

手水舎

さらに進むと、手水舎があります。

正しい参拝順序

本殿

公式には載っていませんが、玉置神社には実は正しい参拝順序というものがあります。

正しい参拝順序

玉石社→→三柱神社→→玉置神社本殿

ミリ単位
順を追って説明していきます。

まず、手水舎から石段を登ったら本殿が見えてきますが一旦スルーして、本殿を右折した先を進みます。

三柱神社へ続く道

三柱神社へ続く道

看板通りに左へ進んでいきます。

ちなみに右側にはトイレが設置されています。

三柱神社を通り過ぎて

三柱神社

三柱神社に到着しますが、こちらの神社も一旦スルーし、三柱神社境内を通り先を進みます。

出雲大社玉置協会

出雲大社玉置協会

三柱神社を通り過ぎ先を進むと、左手に「出雲大社玉置協会」があります。

出雲大社玉置協会は、明治20年(1887年)に造営された出雲大社教の教会になります。

神殿には出雲大社の御分霊をお祀りしており、合殿には十津川郷中の祖霊が合祀されています。

真名井社

真名井社

さらに進むと左手に真名井社まないしゃが鎮座しています。

真名井社は、玉置神社の水の神様(真王水神)として紀元前37年に創建され祀られたと伝えられています。

言い伝え

湧き水がほとんど出なくなったおり、湧き水が元のように出ることを祈願して真名井社を奉納すると、不思議なことに水が湧き出したと言われています。

玉石社・山頂へ続く山道

玉石社・山頂入り口

真名井社から目と鼻の先に、玉石社そして山頂へと続く山道が見えます。

こちらの山道を登り、玉石社へと向かいます。

末社「玉石社」

玉石社

正しい参拝順序

玉石社→→三柱神社→→玉置神社本殿

石段を登っていくと、玉置神社末社玉石社たまいししゃが見えてきます。

御祭神

大巳貴命おおなむぢのみこと」。大国主命おおくにぬしのみこととも呼ばれる日本神話に登場する神。日本国を創った神とされています。

平安時代、吉野から熊野に至る修験道を開いた役行者が、後世のために財宝を埋納し福徳を祈念したと伝えられています。

ミリ単位
本殿より先に参拝する理由は、玉置神社より先に存在していて、玉置神社の元になっているからだそうです。

霊石三ツ石神祠

霊石三ツ石神祠

玉石社の奥に霊石三ツ石神祠れいせきみついししんしが鎮座しています。

御祭神

磐裂神いわさくのかみ」「石折根神いわさくねのかみ」「軻遇突智神かぐつちのかみ

玉置山頂

玉置山頂

玉石社・霊石三ツ石神祠からさらに登ると、1,076m地点の玉置山の山頂に到着します。

ミリ単位
山頂までの道のりはかなり険しいものになっていますので、自身の体力と相談して登るかどうか決めましょう。

摂社「三柱神社」

三柱神社

正しい参拝順序

玉石社→→三柱神社→→玉置神社本殿

下山して、先ほど通り過ぎた玉置神社摂社三柱みはしら神社」を参拝します。

御祭神

倉稲魂神うがのみたまのかみ」「天御柱神あめのみはしらのかみ」「国御柱神くにのみはしらのかみ

三柱神社は、稲荷社とも呼ばれ、玉置山の地主明神でもあります。

厄除け開運狂気ノイローゼ息災延命海上安全その他諸願成就のご利益があるとされています。

玉置神社「本殿」

玉置神社本殿

正しい参拝順序

玉石社→→三柱神社→→玉置神社本殿

もと来た道を戻り、玉置神社の本殿を参拝します。

御祭神

国常立尊くにとこたちのみこと」「伊弉諾尊いざなぎのみこと」「伊弉冉尊いざなみのみこと」「天照大御神あまてらすおおみかみ」「神日本磐余彦尊かむやまといわれひこのみこと

玉置神社は、崇神天皇の時代に王城火防鎮護と悪神退散のため創建されたと伝えられています。

授与所

授与所

本殿の近くに授与所があります。

ミリ単位
こちらで御朱印・お守り等を拝受できますよ。

末社「若宮社」

若宮社

本殿を左折した先に、玉置神社末社「若宮社」が鎮座しています。

御祭神

春日大神かすがのおおかみ」「八幡大神はちまんのおおかみ」「住吉大神すみよしのおおかみ

末社「神武社」

神武社

若宮社の左隣に、玉置神社末社「神武社」が鎮座しています。

御祭神

迦具土神かぐつちのかみ」「速玉男神はやたまおのかみ」「高倉下神たかくらじのかみ

御神輿殿

御神輿殿

神武社の左隣に御神輿殿おみこしでんがあります。

玉置神社例大祭で使用する神輿が納められています。

末社「大日堂社」

大日堂社

御神輿殿の左隣に、玉置神社末社「大日堂社」が鎮座しています。

仏堂と社殿を折衷した堂社形式で建造されており、外部は入母屋いりもや造りの神社建築、内部には六角堂が配置されてます。

御本尊

「木造双身大日如来坐像だいにちにょらいざぞう」。2体の大日如来が背中合わせに座るかたちで安置されています。毎年8月8日の例祭日には、御本尊を開帳しており、建物の外部からに限り拝観可能となっています。

杉の巨樹群②「夫婦杉」

この先に夫婦杉と神代杉

若宮社・神武社の裏手にある門をくぐります。

夫婦杉

門をくぐると、杉の巨樹群のひとつ夫婦杉めおとすぎがあります。

夫婦杉と呼ばれる大樹は、吉寿の象徴であり、縁結びのご利益があるとされています。

杉の巨樹群③「神代杉」

神代杉

夫婦杉の奥に神代杉じんだいすぎがあります。

幹周:約8.5m、樹高:約20mあり、樹齢は約3,000年とも言われています。

杉の巨樹群④「磐余杉」

磐余杉

三柱神社の鳥居前まで戻り、分かれ道になっている駐車場へ出る道をすすむと、磐余杉いわれすぎがあります。

幹周:約7m、樹高:約30mの大樹です。

杉の巨樹群⑤「常立杉」

常立杉

磐余杉からさらに進むと、左奥に常立杉とこたちすぎがあります。

幹周:約8.6m、樹高:約25mありますが、幹の大部分が折れてしまっています。

末社「白山社」

白山社

さらに進むと、玉置神社末社「白山社」が鎮座しています。

御祭神

菊理姫命くくりひめのみこと」。日本神話にて、黄泉の国との境界で対峙するイザナギとイザナミの前に登場し仲裁した神。「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬されています。

玉置神社の所要時間

玉置神社の参拝所要時間は、約1時間30分〜2時間です。

玉置山頂まで行くとトータル約2時間はかかります。玉置山頂を省いても、余裕をもって約1時間30分はみておいた方は良いと思います。

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